ミライカナイ【 mirai-kanai 】
未 来 × 叶う = ミライカナイ。
2011年に出版社として発足するにあたり、読者、仲間、スタッフ、そして関わるすべての人々の夢が叶うことを願って、この造語を社名とすることになった。
ミライカナイの類語に、Dreams come true(きっと夢は叶う)、Where there's a will, there's a way(意志あるところに道は開ける)などがある。
ミライカナイは、沖縄にルーツのある言葉、ニライカナイにも関係がある。
ニライカナイとは、遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にある異界・理想郷。豊穣や生命の源であり、神界でもあるとされる。
沖縄県や鹿児島県奄美群島の各地には"ニライカナイ信仰"が今も残っており、年初にはニライカナイから神がやってきて人々に豊穣をもたらすという。
この概念は、古事記、日本書紀、万葉集、風土記などの記述に顕れがある "常世の国(とこよのくに)" 信仰と酷似しており、「はるか彼方の理想郷」を意味している。